生活に疲れると、人は自然に帰りたくなるものだ。
春休み、バイトに明け暮れる日々を過ごしていたら、すっかり心が疲れてしまって急に砂漠が見たくなった。
「そうだ、砂漠行こう」
そんなわけで「そうだ、京都行こう」的ノリで、砂漠を見にモロッコへ行ってきた。
旅先で書いたメモがあるので旅行記がわりに載せておこうと思う。
とにかくすごかった、砂漠。
本当に何にもなくて、ただひたすら地面だけがどこまでも続いている。とんでもなく自由で、嬉しくて途方に暮れてしまうような、そんな感じ。
ちなみにメモでは食べ物について美味しいとかなんとか書いているけれど、ぶっちゃけアボカドジュースとパン以外は癖が強すぎてほとんど食べられなかった。
さらに連日オイリーな食事ばかりが続いたため、帰国後はお腹を壊し数日寝込むことになってしまった。(そんなわけで清書しようと思っていた旅行記もメモのまま雑にスキャン。解読不可能な絵や文字、誤字脱字は見て見ぬ振りをしてください)
とはいえ食べ物を除けば素晴らしい旅だった。雄大な自然、青の街シャウエン、壮麗なモスク、迷路のような旧市街、かわいい民芸品、あたたかな人々。
もしもまた機会があったら、今度は砂漠でキャンプとかしたい。ぼんやり星を眺めたり。
まあでも、しばらくは納豆ごはんと豚肉がある日本で元気に自宅警備をしていたいかな。