2017-06-09 □ 短歌 唇に取り残されしクリームを故意とみなして舐めとる僕は 甘すぎる果物なんていらないわ君の副流煙で死にたい マヨネーズまみれの指で舞踏曲プロポーズから一夜が明けて 目をあけて蛙に還るきっともう水の中でも苦しくないよ 太陽をうっかり恋と見間違いとかげに被す麦わら帽子 黒鍵と白鍵すべて塗り替えてひっくり返したき鎮魂歌